講演情報

[8p-P01-39]粒径縮小および多孔質化によるシリコン粒子負極の高容量化設計

〇(M2)野村 英生1、佐藤 慶介1 (1.東京電機大)

キーワード:

リチウムイオン電池、シリコンナノ粒子、多孔質構造

シリコン(Si)は高い理論容量を有するリチウムイオン電池の負極材料として注目されるが、充放電サイクル中の内部応力差による容量劣化が課題である。そこで粒径の小さなSi粒子を用いることで、充放電時に生じる内部応力差を抑制でき、長寿命化に成功したが、高容量化との両立はできていない。そこで本研究では粒子径縮小に加えて表面を多孔質化させたSiナノ多孔粒子を作製し、比表面積拡大により高容量化の実現を図った。