講演情報
[8p-P01-54]極低温流体のマイクロ波CT診断
〇(B)高橋 銀慈1、山口 聡一朗1 (1.関西大シス理)
キーワード:
マイクロ波、CT、極低温流体
断熱容器内の極低温流体に向け周波数10GHzのマイクロ波を照射し極低温流体のコンピューター断層撮影(CT)を行った。極低温流体の気液境界を測定する際、熱流入による蒸発損失を極力抑える必要がある。無極性または弱極性分子の極低温流体はマイクロ波帯の誘電損失が小さい傾向にあり、熱の発生が少なく計測に適する。本研究では断熱容器内の液体窒素をマイクロ波でCT診断し、液体窒素の断面形状をCT画像として捉えた。