講演情報
[8p-P05-14]シード層・ナノロッドアニール工程検討によるZnO/CuBr1-xIx微細構造透明太陽電池の性能改善
〇落合 航也1、工藤 心暖1、行長 虎太郎1、金井 綾香1、田中 久仁彦1 (1.長岡技科大)
キーワード:
透明太陽電池、微細構造、Cuハライド
これまで本研究室では、希少金属元素を利用せず、非真空な溶液プロセスによって作製できるZnO/CuBr1-xIx 透明微細構造太陽電池を提案し、検討を重ねてきたが、ZnOの抵抗率が非常に高いことから、発電量が非常に少ないという課題があった。そこで本研究では、ZnOのアニール雰囲気を変更し、酸素欠陥導入によるZnOの低抵抗率化で、太陽電池特性の改善を試みた。J-V特性より、最大電力密度が先行研究での7.3 nW/cm2から84.8 nW/cm2に改善した。