講演情報

[8p-P12-1]溶媒蒸発法を用いたCsPb₂Cl₅結晶シンチレータの作製および性能評価

〇岡 諒汰1、藤本 裕1、川本 弘樹1、浅井 圭介1、田村 飛翔1 (1.東北大工)

キーワード:

シンチレータ、溶媒蒸発法、ハライドペロブスカイト結晶

シンチレータは放射線検出に用いられる蛍光体で,高エネルギー放射線検出には高い発光効率とエネルギー分解能が必要である.ハロゲン化物シンチレータは優れる例が多いが潮解性がある.また,従来の融液法は高温・高コストという課題がある.そこで低温・低コストの溶媒蒸発法に着目し,二次元ペロブスカイト構造で低潮解性・高効率発光が期待できるCsPb₂Cl₅結晶を作製してシンチレータ特性を調べた.