講演情報
[8p-S203-8]タンパク質のFMO計算結果の解析における残基帰属の自動化の取り組み
〇芳根 僚平1、土居 英男1、奥脇 弘次1,2、望月 祐志1,3 (1.立教大理、2.(株)JSOL、3.東大生産研)
キーワード:
フラグメント分子軌道計算
近年、相互作用ダイナミクスを理解するために、古典分子動力学(MM-MD)とフラグメント分子軌道法(FMO)を連携した相互作用解析が行われている。しかし、フラグメント分割の制約により、相互作用エネルギー(IFIE)の解析が生化学的な直感と一致しない場合がある。本研究では、原因となるフラグメント境界のカルボニル酸素の相互作用を自動判定するツールを開発し、FMO解析の効率化と属人性の低減を目指した。