講演情報

[9a-N103-1]Geant4およびGATEを用いたコリメータ評価のためのシミュレーションフレームワークの構築とマウスイメージングへの応用

〇(M1)山根 まりあ1,2、古川 湧基1,2、内田 悠介1、幸村 孝由1、落合 淳志3、平川 真弓3、高橋 忠幸2、武田 伸一郎4,2、桂川 美穂5,2、Hugo Allaire2、尾関 和久6、東川 桂6、永易 美穂6、寺尾 公男6 (1.東京理科大、2.東京大Kavli IPMU、3.東京理科大生命研、4.福島国際研究教育機関、5.京都大、6.中外製薬)

キーワード:

半導体検出器、シミュレーション技術、マウスイメージング

本研究では、X線およびガンマ線を用いた放射線イメージングの高性能化を目的とし、コリメータ設計・評価のためのシミュレーションフレームワークを構築した。Geant4による自動マスモデル生成機能を開発し、設計パターンごとの性能比較を効率化した。また、GATEとMOBYファントムを用いてマウスの撮像シミュレーションを実施し、実験との整合性を検証した。さらに、三次元イメージングを目指し、多角度撮像と再構成アルゴリズムの開発を進めている。本発表では、シミュレーションと実験の比較結果および最終的に目指す3D-SPECTシステムについて報告する。