講演情報

[9a-N104-6]電磁誘導による地震発生場と火山の比抵抗構造イメージング

〇小川 康雄1 (1.東科大)

キーワード:

電磁探査、地震、火山

地震や火山の理解のために、その周辺の地殻構造を明らかにすることが重要である。電磁波を用いた地殻比抵抗構造探査は、地殻中の少量の流体の存在とその繋がりに敏感である。本講演では、magnetotelluric(MT)法という自然信号を用いた研究成果を紹介する。プレート間地震、内陸地震ともに地殻内流体の不均質構造が地震発生のダイナミクスを支配している。東北日本弧火山やリフト帯の火山についてもマグマや地殻流体の分布が明らかになってきた。