講演情報

[9a-N202-6]変調PCSELとSPADを用いたオールチップ型非機械式3次元ToF-LiDAR

〇八木 雄大1、De Zoysa Menaka1、石崎 賢司1、井上 卓也1、吉田 昌宏1、峯山 佳之2、Ligges Manuel3、Albert Konstantin3、野田 進1,4 (1.京大院工、2.スペースビュー、3.フラウンホーファーIMS、4.京大高等研究院)

キーワード:

フォトニック結晶レーザー、LiDAR

変調フォトニック結晶レーザー(M-PCSEL)は、2次元フォトニック結晶のバンド構造における特異点(M点)での大面積共振作用を用いつつ格子点へと変調を与えることで、出射方向の自在な制御や任意のビームパターンの出射が可能な面発光型半導体レーザーである。今回、様々な方向にビームを出射する複数のM-PCSELチップのアレイシステムを電子的に制御することで非機械式のビーム走査を可能とし、オールチップ型非機械式3次元 ToF-LiDARの原理実証を行ったので、報告する。