講演情報

[9a-N304-5]マイクロ波―光量子インターフェースの実現に向けた超伝導ナノワイヤ共振器における光応答の局所空間分解測定

〇黒川 穂高1,2、廣津留 蓮斗3、高木 佳寿代4、寺井 弘高4、小坂 英男1,2,3 (1.横国大QIC、2.横国大IAS、3.横国大院工、4.情報通信研究機構)

キーワード:

量子コンピュータ、量子インターフェース、超伝導共振器

超伝導共振器の光応答の理解は、量子コンピュータを大規模化するためのマイクロ波―光量子インターフェース開発における重要課題の一つである。本研究では、独自に希釈冷凍機に組み込んだレーザ走査システムにより、ナノワイヤ超伝導共振器の光応答を、位置・共振モード依存性に着目して測定した。結果として光応答は位置・共振モード依存性を示すことが明らかとなり、またその起源が界面の2準位系であることが示唆された。