講演情報
[9a-N306-6]黄色発光デンドリマー型TADF LECに対するオペランドESRを用いた電荷状態の解明
〇(M1C)五十住 武久1、髙橋 優羽1、南藤 理花1、下位 幸弘1,2、山岡 敬子3、アルブレヒト 建3、丸本 一弘1,2,4 (1.筑波大数物、2.筑波大量子スピン研、3.九大先導研、4.筑波大エネ物質科学セ)
キーワード:
電子スピン共鳴、発光電気化学セル、熱活性化遅延蛍光
製造が容易で安価な発光電気化学セル(LEC)は次世代発光デバイスとして期待されていますが、発光効率と素子寿命が課題です。近年、高効率な熱活性化遅延蛍光(TADF)分子が注目され、溶解性の高いデンドリマー型TADF材料を用いたLECで優れた動作安定性が報告されています。本研究では、黄色発光デンドリマー型TADF材料を用いたLECの電荷状態を、オペランド電子スピン共鳴(ESR)計測で明らかにしました。