講演情報

[9a-N307-2]光STMと伝導計測による有機分子の動的制御

〇本永 健1、Lukas Gerhard2、Wulf Wulfhekel2、堀江 正樹3、山田 豊和1 (1.千葉大院工、2.KIT、3.北大)

キーワード:

走査トンネル顕微鏡、光異性化、伝導計測

外的要因によって分子の動きを制御できれば分子マシンとして機能する。我々は固体表面上での二次元有機膜を用いての開発に挑戦している。二次元有機膜の前駆体分子を合成し、吸光スペクトル測定にて光異性化を確認した。また、光照射機構付き走査トンネル顕微鏡(STM)の開発を行った。真空スプレー法を用いて分子を表面に吸着させ、STM形状測定を行った。試料面内方向の伝導測定のためのSEM付き伝導プローブ計測機構を立ち上げた。