講演情報
[9a-N405-1]ゴム材料を積層させた PZT の載荷時における面方向変形
〇太田 達哉1、間々田 祥吾1 (1.公益財団法人鉄道総合技術研究所)
キーワード:
圧電、ゴム
圧電効果を有するチタン酸ジルコン酸鉛(以下、PZT)の上下にゴム材料を積層させ、圧縮方向に繰り返し載荷した場合、金属などの剛体を積層させて載荷するよりも出力される電荷が増大することがわかっている。この要因として、圧縮時にゴム材料が面方向に広がる変形にPZTが追随して変形することにより、PZTが圧縮方向と垂直方向に変形することによって圧縮方向に電荷が発生するモード(以下、31モード)を伴うため、発生する電荷が増大したと推察した。そこで、 PZTの圧縮面にひずみゲージを貼り付け、PZTの面方向の変形量を測定した結果を報告する。