講演情報

[9a-S103-8]P3HTナノファイバーを用いたポリマーコンポジットに対するDBSAのゼーベック係数増大効果

〇中林 優介1、中澤 遼太郎2、福谷 圭祐2、解良 聡2、遠藤 理1、下村 武史1 (1.農工大院工、2.分子研)

キーワード:

熱電変換、導電性高分子、巨大ゼーベック

本研究では、P3HTナノファイバーとポリスチレンのブレンド薄膜に対するドーパント(DBSAおよびF4TCNQ)のポストドーピング効果を比較し、熱電特性への影響を評価した。特にDBSAでは、あらゆる濃度領域でゼーベック係数が1 mV/Kを超える非典型的な挙動を示した。UPS、AFM、ESR等を用いた構造・電子状態解析により、この挙動の起源に迫った。