講演情報
[9p-N107-4]WO3薄膜の透過率変化を用いた水素バリア膜の性能評価[2]: 水素透過流束を用いた定量評価
〇栗原 大芽1、鈴木 舞乙1、金 旼奭1、山田 恭太郎2、待永 広宣2、重里 有三1 (1.青学大理工、2.日東電工)
キーワード:
ガスバリア、ガスクロミズム、酸化タングステン
水素エネルギーは環境への影響や比較的容易な製造の面から有望なエネルギー源として考えられている。一方で、リークや水素脆性などの課題により、水素透過を防ぐ水素ガスバリア膜の開発及びそのバリア性を評価するための簡潔かつ正確な評価方法が重要となる。本研究では触媒としてパラジウムを被膜したアモルファスWO3薄膜のガスクロミック特性が無機系ガスバリア材料のバリア性定量評価に用いられた。