講演情報
[9p-P04-5]量子もつれ生成・検証実験の簡略化の考察
〇水野谷 駿1 (1.三田国際科学学園)
キーワード:
量子相関、量子もつれ
量子もつれ状態を用いた先端的な情報通信技術の研究が近年進められているが、量子もつれの生成・検証実験には約15,000米ドルが必要であり、限られた機関のみが研究を進めることができているのが現状である。特に高価な実験装置は計測器であるが、量子もつれを検証できる物理量の組は複数あるため、観測する物理量を計測が簡単なものに変更することで計測器の代替を目指す。ここでは、条件を満たす物理量を理論的に探索する。