講演情報

[9p-P06-9]D149色素を用いたダブルペロブスカイト太陽電池の劣化機構解析

〇(M2)楊 彦秋1、陳 奕舟1、下位 幸弘1,2、丸本 一弘1,2,3 (1.筑波大数物、2.筑波大量子スピン研、3.筑波大エネ物質科学セ)

キーワード:

ダブルペロブスカイト太陽電池、D149色素、電子スピン共鳴分光法

Cs₂AgBiBr₆ダブルペロブスカイト太陽電池は高安定性・低環境負荷の利点があるが、広いバンドギャップにより光捕集能力が制限される。光捕集能力を向上させ、変換効率を向上させるために、インドリン色素を増感剤として導入する手法が提案されている。本研究では、インドリン色素D149を用いたCs₂AgBiBr₆太陽電池素子を作製し、電子スピン共鳴分光法により駆動中のデバイス内部における電荷状態と素子劣化機構を微視的な視点から解明した。