講演情報
[9p-P08-23]単結晶ダイヤモンド検出器による診断X線領域での放射線誘起電流測定
〇(D)松本 卓己1、藤沢 昌輝2、進藤 僚太2、伊藤 宙1、稲葉 洋平2、松本 真之介3、松山 成男1、加田 渉1 (1.東北大量子、2.東北大医、3.東京都立大)
キーワード:
ダイヤモンド検出器、放射線誘起電流
我々は単結晶ダイヤモンド検出器を用いて重粒子線治療場で放射線誘起電流(RIC)を測定することで、固体電離箱に相当する線量評価機能を示してきた。信号雑音比の観点から測定範囲はより低LET放射線に拡張が期待されるが未調査である。本研究では、単結晶ダイヤモンド検出器を用いた診断X線のRIC測定を行い、測定範囲を調査した。単結晶ダイヤモンドの診断X線領域でのエネルギー特性などの諸特性について報告する。