講演情報

[9p-P11-6]イオン液体と低温プラズマを用いた空気由来CO生成法の創成

〇乙部 響1、Attri Pankaj1、Fitriani Sukma Wahyu1、奥村 賢直1、鎌滝 晋礼1、山下 大輔1、板垣 奈穂1、古閑 一憲1、白谷 正治1 (1.九州大学)

キーワード:

二酸化炭素分解、大気圧プラズマ

温室効果ガス排出量削減は、人類が解決すべき重要課題のひとつである。課題解決のためには、CO2の回収や貯蔵、変換技術の発展と統合が鍵となる。プラズマを用いたCO2分解に関する研究は、50%以上の高濃度CO2条件での検討が進んでいる。しかし、実際の応用では、空気中のCO2を対象とするため数%以下の低濃度での回収、分解が求められる。
本研究では、プラズマ照射前に空気(低濃度CO2ガス)からCO2を捕捉し、その場で処理して一酸化炭素(CO)に変換する技術の開発をめざした。