講演情報
[9p-S103-3]温度変化で充電できる三次電池とその展望
〇守友 浩1,2 (1.筑波大数理、2.筑波大TREMS)
キーワード:
エネルギーハーベスト、三次電池、熱充電
日本語:「三次電池」は、正極と負極の酸化還元電位の温度係数(α+、α-)の差を利用して、温度変化で起電力が発生する電池である。三次電池の素子構造は、二次電池と同じである。しかしながら、三次電池では、正極電位と負極電位が(1)同じであり、かつ、(2) QTBが最大になるように調整されている。そのため、三次電池の製造には“電気化学的な電位調整”という余計な工程が含まれる。
講演では、典型的なCo-PBA/Ni-PBA三次電池、「三次電池」の性能指標、三次電池活物質としてのプルシャンブルー類似体、“電気化学的な電位調整”の省略、高性能三次電池の開発、等について紹介したい。
講演では、典型的なCo-PBA/Ni-PBA三次電池、「三次電池」の性能指標、三次電池活物質としてのプルシャンブルー類似体、“電気化学的な電位調整”の省略、高性能三次電池の開発、等について紹介したい。