講演情報
[2H-05]茶品種 茶種 成分 嗜好性 形状などによるDB化とその利用
岡本 由希1、〇内山 裕美子2、山下 まゆ美3、大森 正司2 (1. 和洋女大、2. 大妻女大・お茶大、3. 佐伯栄養専門)
キーワード:
茶品種、茶種、成分
目的 茶は古来より日本人の生活に密着して利用されてきている。我々はこの半世紀に渡って茶研究に携わってきているが、近年は日本人の食生活の変容も大きく、米離れが進むとともに、多種多様な輸入食材が増加し、使われずに廃棄される食材も格段に増加している。茶における生産消費形態も同様の傾向があり、日本人の食生活が危惧されるところである。本研究では、茶品種・茶種・成分・嗜好性・形状などによる茶のDB化を試み、日本における茶の生産消費形態の何がその要因なのかを検討することを目的とした。
方法 現在までに発行された茶に関連する雑誌、成書などを資料として、茶品種・茶種・成分・嗜好性・形状などによる分類に従い、J-STAGEなどのDBを参考にして、骨格を作成した。本報告は予報として発表し、今後さらに充実したいと考えている。
結果 日本の茶産業は長い歴史を有しているが、茶農家は疲弊してきており、日本の茶の生産量は年々減少の一途である。同様に首都圏における茶商業者も、以前は2000軒にも達していたが、現在は1/10に減少している。このように右肩下がりの産業となってしまった日本の文化の一つでもある茶について、2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された「和食;日本人の伝統的な食文化」に見られるように、その問題点を本研究で構築したDBを活用しながら探り、茶産業の発展に寄与したいと考えている。
方法 現在までに発行された茶に関連する雑誌、成書などを資料として、茶品種・茶種・成分・嗜好性・形状などによる分類に従い、J-STAGEなどのDBを参考にして、骨格を作成した。本報告は予報として発表し、今後さらに充実したいと考えている。
結果 日本の茶産業は長い歴史を有しているが、茶農家は疲弊してきており、日本の茶の生産量は年々減少の一途である。同様に首都圏における茶商業者も、以前は2000軒にも達していたが、現在は1/10に減少している。このように右肩下がりの産業となってしまった日本の文化の一つでもある茶について、2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された「和食;日本人の伝統的な食文化」に見られるように、その問題点を本研究で構築したDBを活用しながら探り、茶産業の発展に寄与したいと考えている。