講演情報
[P-040]料理レシピアプリにおける時短料理の特徴
〇武山 琴美1、名倉 秀子1 (1. 十文字学園女大)
キーワード:
時短料理、レシピアプリ、調理器具
目的 近年、就労者数の増加やひとり親世帯の増加を背景に、調理の簡易化、時間短縮を求める傾向が強まっており、家庭で献立作成を行う際の情報源として、比較的アクセスが容易な料理レシピサイトの活用が普及している。そこで本研究では、料理レシピサイトで「時短」とされる料理を調理法別に抽出し、時間短縮の主な因子、食材の加熱に使用する調理器具・調理家電等を把握することで、料理と時間短縮のための調理操作の要因を明らかにすることを目的とした。
方法 対象料理は、料理レシピ提案アプリ2種に2023年1月に掲載された料理とした。料理レシピを炒め、煮、揚げ、蒸し、焼き、和え、茹で、の7種の調理方法別、「時短」の検索用語を組み合わせて抽出した。料理名、調理時間の目安、時間短縮となる因子として加熱時に使用する調理器具(大・小)、調理操作、食品材料などを単純集計し、統計処理を行なった。
結果 料理レシピアプリには、50,000件程度の料理が掲載され、そのうち調理法7種の料理合計はAアプリ14,289件、Bアプリ14,000件が示され、さらに時短料理はAアプリ223件、Bアプリ689件検出できた。2アプリともに炒め、和え、煮、は時短料理の上位調理法3種となった。一方、下位調理法3種では蒸し、茹で、揚げ、となった。時短調理の因子は調理器具(大)として電子レンジ利用が多くみられ、食品材料では火の通りの良い食品の利用が多く出現していた。
方法 対象料理は、料理レシピ提案アプリ2種に2023年1月に掲載された料理とした。料理レシピを炒め、煮、揚げ、蒸し、焼き、和え、茹で、の7種の調理方法別、「時短」の検索用語を組み合わせて抽出した。料理名、調理時間の目安、時間短縮となる因子として加熱時に使用する調理器具(大・小)、調理操作、食品材料などを単純集計し、統計処理を行なった。
結果 料理レシピアプリには、50,000件程度の料理が掲載され、そのうち調理法7種の料理合計はAアプリ14,289件、Bアプリ14,000件が示され、さらに時短料理はAアプリ223件、Bアプリ689件検出できた。2アプリともに炒め、和え、煮、は時短料理の上位調理法3種となった。一方、下位調理法3種では蒸し、茹で、揚げ、となった。時短調理の因子は調理器具(大)として電子レンジ利用が多くみられ、食品材料では火の通りの良い食品の利用が多く出現していた。