講演情報
[P-114]大学生の友人関係に関する一考察
〇飯坂 美紅1、川邊 淳子1 (1. 北海道教育大)
キーワード:
大学生、友人、親友、友人関係、コロナ禍
<目的>人間はライフサイクルを経ていく中で,常に誰かと関わり合いながら生きていくため,人間関係は生活していく上で重要である。その中でも,青年期における友人関係は特に重要であると考える。しかし,コロナ禍で友人関係をよりよく形成することができず,悩みを抱えたり,人間関係の希薄化が課題となっている。そこで本研究では,コロナ禍の大学生の友人関係について明らかとすることを目的とした。
<方法>調査対象者は本学に在籍する2~4年生の合計110名,調査時期は2021(令和3)年7月上旬,調査方法はGoogle Formsで実施し,分析方法はExcel2019およびSPSS22.0を用い,単純集計,相関分析およびクロス集計を行った。
<結果>大学生が考える「親友」は「友だち」とは違い,多様な情報を共有し合えている,親密で内面的な関係を有する人のことであり,助けを求めたくなるような関係であると挙げていた。また,友人にしてもらいたいこととしては,「何もない」が14名(13.6%),一方,してあげたいこととしては,「話し相手になり,悩みや愚痴等を聞いてあげたい」が20名(18.9%)と一番多かった。さらに,コロナ禍において,友人関係が「変化していない」が50名(45.5%)と一番多かった。その満足度と性別との間には相関関係があることが明らかとなった。
<方法>調査対象者は本学に在籍する2~4年生の合計110名,調査時期は2021(令和3)年7月上旬,調査方法はGoogle Formsで実施し,分析方法はExcel2019およびSPSS22.0を用い,単純集計,相関分析およびクロス集計を行った。
<結果>大学生が考える「親友」は「友だち」とは違い,多様な情報を共有し合えている,親密で内面的な関係を有する人のことであり,助けを求めたくなるような関係であると挙げていた。また,友人にしてもらいたいこととしては,「何もない」が14名(13.6%),一方,してあげたいこととしては,「話し相手になり,悩みや愚痴等を聞いてあげたい」が20名(18.9%)と一番多かった。さらに,コロナ禍において,友人関係が「変化していない」が50名(45.5%)と一番多かった。その満足度と性別との間には相関関係があることが明らかとなった。