講演情報
[2I-01]子どもの発達を支援する木製玩具の活用(3)大学生による遊び方の可能性の評価
*吉澤 千夏1、東原 貴志1、藤井 和子1 (1. 上越教育大)
キーワード:
木製玩具、大学生、評価
目的 保育・教育において、遊びは大きな意味を持ち、遊びを支えるものとしての玩具は子どもたちの活動にとって重要な意味をもっている。木製の玩具は子どもや保育者、教員に好まれる一方で、その価値や意味づけなどは十分に行われているとは言えない。そこで本研究は保育・教育の場での活用を探るために、実際の遊びを通して木製玩具の特徴を捉えるとともに、それらを用いた遊びの可能性について検討した。
方法 研究対象者は2024年10月に開講された「保育学実習」を受講する大学生9名である。吉澤等(2024)で用いた木製玩具4種について、各自15分程度自由に遊んだ後に、その特徴等を5分程度で評価する。さらに、上記の4種のうち特徴が大きく異なる2種と、木製ままごとセット、砂遊びセットについて、2~3名程度のグループ毎に評価を行う。評価にあたっては、各玩具で20分程度遊びながら、それらを用いた遊びの可能性やその遊びから育まれると考えられる力、その力を育むための工夫や注意等について評価する。本発表では、これらの回答について分析した結果を報告する。
結果及び考察 4種の木製玩具については、それぞれ異なる形状に注目し、その形状に合わせた遊び方や工夫等が必要であると考えていた。ままごとセットではごっこ遊び、砂遊びセットと木製玩具では「作る」遊びを想起するものが多く、さらに木製玩具では、「壊す」「倒す」遊びについて言及していた。
方法 研究対象者は2024年10月に開講された「保育学実習」を受講する大学生9名である。吉澤等(2024)で用いた木製玩具4種について、各自15分程度自由に遊んだ後に、その特徴等を5分程度で評価する。さらに、上記の4種のうち特徴が大きく異なる2種と、木製ままごとセット、砂遊びセットについて、2~3名程度のグループ毎に評価を行う。評価にあたっては、各玩具で20分程度遊びながら、それらを用いた遊びの可能性やその遊びから育まれると考えられる力、その力を育むための工夫や注意等について評価する。本発表では、これらの回答について分析した結果を報告する。
結果及び考察 4種の木製玩具については、それぞれ異なる形状に注目し、その形状に合わせた遊び方や工夫等が必要であると考えていた。ままごとセットではごっこ遊び、砂遊びセットと木製玩具では「作る」遊びを想起するものが多く、さらに木製玩具では、「壊す」「倒す」遊びについて言及していた。