講演情報

[P-089]若手研究者のネットワーク作りに向けた試み―関東支部若手の会活動報告(2023年度・2024年度)―

*中島 敬子1、大西 峰子2、曽矢 麻理子3、高橋 美登梨4、角田 薫1、不殿 彩加5、星野 亜由美6、佐藤 祐子7、中岡 加奈絵3、伊豆 南緒美1、扇原 貴志8、中村 弥生1 (1. 文化学園大、2. 愛国学園短大、3. 十文字女大、4. 埼玉大、5. 東京医療保健大、6. 東京学芸大、7. 鎌倉女大、8. 立教大)

キーワード:

若手研究者、ネットワーク、共同研究

目的 近年、若手研究者の減少等により研究者間のネットワークの構築が課題となっている。そこで関東支部若手の会では共同研究という形でのネットワーク作りを目指し、2023年度・2024年度は共同研究に向けた講演会・勉強会を中心とした企画を実施した。
方法 各年度とも秋季と春季に企画を行った(2023年9月「災害時に活かせる家政学住居編 家政学の視点から防災対応・迅速復旧型の市民をつくる~避難所、仮設住宅を中心に~」、2024年2月「消費者と家政学―消費者の視点から家政学を捉え、社会課題と研究テーマの関連性を考える―」、2024年9月「若手の会を起点とした研究の実践報告~共同研究に向けた情報交換~」、2025年2月「若手の会幹事の専門分野・研究報告会」)。
結果 2024年2月の企画より、対面での講演会・勉強会を再開した。意見を交わす中で現在の研究環境の中では新たな研究を展開することが難しいという実態が明らかになったため、若手の会が研究のネットワーク作りの一助となるよう共同研究の実施を目指すこととした。各企画によって学際的なテーマについて理解を深め、現在は若手の会の有志と企画参加者によって共同研究を始めている。若手研究者にとって、研究活動を中心としたネットワーク構築の機会となるよう多くの研究者に若手の会に興味を持ってもらうことが今後の課題である。