講演情報
[P-093]婚活する人を守る現代における結婚相談所の存在意義
*堀川 光代1、山本 泉1 (1. 武庫川女子大学)
キーワード:
婚活、結婚相談所、マッチングアプリ
目的 現代の日本においては婚姻率の低下傾向が見られる。その原因を探るうち、「結婚を希望する若者の割合は多い」という報告が見つかり、結婚制度自体の問題ではない、という仮説を立てた。婚姻率低下の原因がさまざま有る中で、出会いの機会の減少に着目し、婚姻につながる出会いを見つける手段・努力を「婚活」と定義して研究を行うこととした。現代の日本で婚活の主流とも言えるマッチングアプリでは、簡易な身元保証資料のみで参加可能な場合も多く、トラブル事例も報告されている。一方、歴史が長く実績も多い婚活手段である結婚相談所は、戦後盛んに公的に設立された時代もあり、現代では身元保証のハードルが高いことや仲介者の存在も含めて、信頼性が定着している様子がうかがえる。その信頼性はマッチングアプリとは格段に異なるという感触を得た。婚活者が安全に希望を叶えられるよう、婚活者を守るという観点から、現代における結婚相談所の存在意義と評価について検証し提示することで、結婚相談所の理解度を高めることが本研究の目的である。
方法 結婚相談所の歴史と現代までの発展の過程を調査した。また、結婚相談所主宰者、婚姻でのトラブル事例を扱った弁護士等へのインタビューを実施し、現代の婚活において起こっている問題点を整理した。
結果 結婚相談所の歴史と、現代も含めた時代ごとの存在意義を確認できた。また、マッチングアプリでのいくつかのトラブル事例を確認できた。
方法 結婚相談所の歴史と現代までの発展の過程を調査した。また、結婚相談所主宰者、婚姻でのトラブル事例を扱った弁護士等へのインタビューを実施し、現代の婚活において起こっている問題点を整理した。
結果 結婚相談所の歴史と、現代も含めた時代ごとの存在意義を確認できた。また、マッチングアプリでのいくつかのトラブル事例を確認できた。