講演情報

[健康福祉-SB-4]幼児期の運動あそび指導から学んできたこと、そしてこれからの展望

*佐藤 弘道1 (1. 有限会社エスアールシーカンパニー)
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<演者略歴>
日本体育大学体育学部卒業後、1993年よりNHK「おかあさんといっしょ」の第10代体操のお兄さんを12年間務める。2002年に有限会社エスアールシーカンパーを設立し、全国で親子体操や幼児の運動指導、指導者の育成を展開している。さらに2015年には、親子体操を研究課題に弘前大学大学院にて博士号(医学)を取得。
12年にわたるNHK「おかあさんといっしょ」での体操のお兄さんとしての経験や全国での親子体操教室、幼児・小学生の運動あそび指導や幼稚園・保育園・こども園の先生方への実技研修会に関わった経験から、子どもたちの体を通した運動やあそびの世界について紹介する。具体的には、2015年に弘前大学大学院で親子体操をテーマに博士号を取得した学位論文の知見や体操教室での夏・冬のキャンプでの経験も踏まえて、今まさに現場で起こっている課題や指導的配慮についても述べていく。子ども(幼児)の身体活動は「スポーツ」ではなく「あそび」が中心である。その「あそび」の何が大切で、指導者として何に配慮をしながら指導実践を積み重ねてきたのかを実践内容を交えながら述べていく。
 また、自身においては2024年6月に脊椎梗塞を患い、現在もなおリハビリを継続している。病と向き合い、日々続くリハビリに取り組む中で実践してきたこと、運動が持つ可能性について、子どもたちの「あそび」との共通項を探しながら、私の経験を語りたい。 そして、生涯を通した豊かなスポーツ(運動・あそび)ライフの重要性について参会者の皆様と共に確認できたらと考えている。

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