セッション詳細

[2a1411-14]健康福祉研究部会【課題B】テーマ別シンポジウム/こどもまんなか社会での健康・福祉を考える―誰一人取り残さない、身体活動・運動・スポーツ―

2025年8月28日(木) 15:00 〜 17:00
3202教室(教育研究棟 3街区 2階 3202)
コーディネーター:檜皮 貴子(新潟大学)、田中 千晶(東京家政学院大学)
本部会では、「子ども・青少年の健康福祉に対して身体活動・運動・スポーツはいかに貢献するか」という上位課題に対して、子どもを誰一人取り残さず健やかな成長に寄与する健康・福祉について、JDEI(Justice, Diversity, Equity, Inclusion)の観点から、障害児と性別に焦点を当て、本シンポジウムを企画した。
 先ず、発育発達学分野から田中氏には、国際的に懸念されている身体不活動について、障害を有する子どもの身体活動量とその変動要因に関する国際機関Active Healthy Kids Global Allianceのアプローチに基づき、障害のない子どもとの比較からご紹介いただく。アダプテッド・スポーツ分野から内田氏には、インクルーシブな視点での授業実践について、最新動向をご紹介いただく。スポーツ文化ジャーナリストの宮嶋氏には、ジェンダー平等の理念により男女の混合種目が増加する中、機会をつぶさないことや場の提供の重要性について、海外事例を含め(諸外国と異なる日本のスポーツ導入の視点から、男女を問わず、本来の運動の楽しさを享受できるスポーツ環境整備について)ご紹介いただく。最後に、体操指導者の佐藤氏には、子どもの運動あそび・運動指導現場における豊富な指導経験からその留意点と障害を有することへの適応について、ご紹介いただく。

[健康福祉-SB-2]インクルーシブを目指す学校体育の取り組み

*内田 匡輔1 (1. 東海大学)

[健康福祉-SB-3]性別や障がいの有無にとらわれずスポーツをする権利を支える周囲の理解

*宮嶋 泰子1 (1. 一般社団法人カルティベータ)

[健康福祉-SB-4]幼児期の運動あそび指導から学んできたこと、そしてこれからの展望

*佐藤 弘道1 (1. 有限会社エスアールシーカンパニー)