講演情報
[学校保健体育-SB-2]ハイパフォーマンススポーツのライフパフォーマンス向上への汎用可能性を探る
*清水 和弘1 (1. 独立行政法人日本スポーツ振興センターハイパフォーマンススポーツセンター)
<演者略歴>
筑波大学第一学群卒業、筑波大学大学院体育研究科修了、筑波大学大学院人間総合科学研究科修了、博士(スポーツ医学)。早稲田大学スポーツ科学学術院助手、筑波大学スポーツR&Dコア研究員、独立行政法人日本スポーツ振興センター研究員・先任研究員を経て同センター副主任研究員。筑波大学体育系准教授(連携大学院)。
筑波大学第一学群卒業、筑波大学大学院体育研究科修了、筑波大学大学院人間総合科学研究科修了、博士(スポーツ医学)。早稲田大学スポーツ科学学術院助手、筑波大学スポーツR&Dコア研究員、独立行政法人日本スポーツ振興センター研究員・先任研究員を経て同センター副主任研究員。筑波大学体育系准教授(連携大学院)。
競技における最大限のパフォーマンス発揮には、体力や技術、心理に加え、疾患、用具、スケジュール、戦略・戦術等、多岐にわたる要因を望ましい状態に調整すること(コンディショニング)が求められる。コンディショニングは、アスリート自身がその知識や技能を備えて主体的に実践・継続できるようになることが重要であり、そのための支援が必要である。例えば、演者はコンディショニングの相談窓口(免疫機能を数値化し、主観や運動、睡眠、リカバリーを鑑みたコンディショニングを提案)、ハンドブックやセミナーを通じて、アスリートのコンディショニングのリテラシー向上を図った試みを進めている。このようなハイパフォーマンススポーツのコンディショニングの知見はライフパフォーマンスの向上に貢献できる可能性があり、その検討や取組みが始まっている。コンディショニングの知識や技能の習得、習慣化は早期になされることが望ましく、学校教育は最適な場であると考える。しかし導入には、学習指導要領や教員の負担、コスト、学習者の運動・スポーツへの興味・関心等、様々な観点の検討が必要である。本発表は、その課題解決の糸口を見出す場にできればと考える。
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