セッション詳細
[2a204-06]学校保健体育研究部会【課題B】テーマ別シンポジウム/身体の主体的・対話的学びから「深い」学びへ
2025年8月28日(木) 15:00 〜 17:00
記念講堂(教育研究棟 1街区 B階 1B01)
コーディネーター:大塚 光雄(日本体育大学)、梶田 和宏(京都先端科学大学)
我々は実社会に求められる学校保健体育の課題を「身体」の教育と定め、児童生徒が主体的・対話的に学ぶ学校保健体育の可能性を検討している。昨年度のシンポジウムでは、変動練習の授業実装例の紹介から「身体を知る、護る、楽しむ」ことの重要性、バイオメカニクス的研究による測定が児童の主体的・対話的な学習につながる可能性、自己調整学習の紹介を通した児童生徒の主体的な学びを促す可能性、大学体育が再検討すべき課題と主体的・対話的な学びを高校から大学へ拡張する見通しが提案された。さらに、学びの一連のプロセスとして「内化・外化・新内化」が紹介され、ICTやAIの活用による効果について討議がなされた。
本年度のシンポジウムでは、学校保健体育の真正の学びの実現に向けて、ICTやAI等の技術支援の見通しを共有し、近年注目されているライフパフォーマンスと連携させることで児童生徒の学びが深化する可能性を検討する。この検討から、「身体」の教育を通底させた学校保健体育・スポーツ科学の新たな連携を提示し、「内化・外化・新内化」の往還が学校保健体育の真正の学びを実現すること、それがライフパフォーマンスの向上の一助となることを提案したい。
本年度のシンポジウムでは、学校保健体育の真正の学びの実現に向けて、ICTやAI等の技術支援の見通しを共有し、近年注目されているライフパフォーマンスと連携させることで児童生徒の学びが深化する可能性を検討する。この検討から、「身体」の教育を通底させた学校保健体育・スポーツ科学の新たな連携を提示し、「内化・外化・新内化」の往還が学校保健体育の真正の学びを実現すること、それがライフパフォーマンスの向上の一助となることを提案したい。
[学校保健体育-SB-1]拡張のみちのりとしての「外化・内化・新内化」その技術支援と「深い学び」への展望
*山田 孝禎1 (1. 福井大学)
[学校保健体育-SB-2]ハイパフォーマンススポーツのライフパフォーマンス向上への汎用可能性を探る
*清水 和弘1 (1. 独立行政法人日本スポーツ振興センターハイパフォーマンススポーツセンター)
[学校保健体育-SB-3]「身体」から見出すリテラシー教育としての学校保健体育
*高橋 浩二1 (1. 長崎大学)