セッション詳細

[2a1403-06]健康福祉研究部会【課題A】テーマ別シンポジウム/フレイル研究最前線―体育・スポーツによる身体的・心理的・社会的フレイル予防―

2025年8月28日(木) 10:10 〜 12:10
3202教室(教育研究棟 3街区 2階 3202)
コーディネーター:大槻 毅(流通経済大学スポーツ健康科学部)
75歳以上人口は現在2,008万人、2050年代には2,400万人を超えると推測されており(令和6年版高齢社会白書、内閣府)、フレイル対策の重要性は益々高まっている。フレイル予防における体育・スポーツの役割を議論した昨年度のシンポジウムでは、人とのつながりの醸成、健康意識の低い人および閉じこもりがちの人へのアプローチの重要性が強調された。これらのことから、体育・スポーツには筋力維持等の身体的効果に加え、運動の同調性および楽しさ・気持ちよさ等を通じてコミュニケーションや外出を促す心理的・社会的効果も重要であると考え、本年度は、フレイルと孤立の関連性や高齢者が主体的に運営する運動サークルに携わる研究者等を招聘した。本シンポジウムでは、如何にして多くの高齢者、多様な身体的・心理的・社会的背景を持つ高齢者に運動の実施を促すか、そして、運動を通じて多様なつながりを醸成する意義と方法について考えたい。

[健康福祉-SA-1]フレイルにおける社会的側面

*桜井 良太1 (1. 東京都健康長寿医療センター研究所)

[健康福祉-SA-2]糸島幸福長寿研究の実践事例・研究成果

*岸本 裕歩1 (1. 九州大学)

[健康福祉-SA-3]シルバーリハビリ体操の実践事例・研究成果

*小澤 多賀子1 (1. 駒沢女子大学)