講演情報
[2K0201-07-06]使用済リン酸鉄系リチウムイオン電池の熱処理温度による活物質の組成変化とLi, P, Fe浸出特性
○安藤 龍汰1[修士課程]、晴山 渉1、佐々木 昭仁2、堀田 昌宏2、渡邊 亮栄3、佐藤 崇4 (1. 岩手大学、2. 岩手県工業技術センター、3. DOWAエコシステム株式会社、4. ニッコーファインメック株式会社)
司会:伊藤 真由美(北海道大学)、パク イルファン(北海道大学)
キーワード:
リチウムイオン電池、リサイクル、リン酸鉄リチウム、熱処理、浸出
近年,リチウムイオン電池の需要が拡大する中で,正極にリン酸鉄リチウムを用いるリン酸鉄系リチウムイオン電池(LFP-LIB)は,原材料価格の低さ,熱安定性の高さ等から,車載型や定置型の蓄電池としての利用が増加しつつある。しかし,使用済LFP-LIBの効率的なリサイクル技術は確立されておらず,経済性と資源回収を両立する技術開発が求められている。前報では熱処理温度と電池内部構造の変化に着目し,熱処理温度を800℃に設定することで,100℃,400℃で熱処理した場合よりもふるい下に多く正極活物質を回収できることを明らかにした。また,800 ℃で正極から回収したふるい下の産物の主成分は,リン酸鉄リチウム(LiFePO4)と炭素であることが確認されている。
そこで本研究では,熱処理温度による正極・負極活物質の組成変化を調べるとともに,各回収産物からのLi,P,Feの硫酸浸出特性について検証した。
そこで本研究では,熱処理温度による正極・負極活物質の組成変化を調べるとともに,各回収産物からのLi,P,Feの硫酸浸出特性について検証した。
