講演情報
[3K0409-18-09]環境プロセスにおける蓄熱技術の適用性評価
○中野 栞1[高等学校生]、江崎 丈裕2 (1. 筑紫女学園高等学校、2. 九州大学)
司会:天野 佳正(千葉大学)
キーワード:
カーボンニュートラル、未利用熱、温度管理、相変化材料、過冷却
近年、カーボンニュートラル実現に向けて代替熱源の利用が進められており、その一つとして未利用熱の活用が注目されている。本研究では、産業分野における温度管理技術への応用を目的に、相変化材料(PCM)の蓄熱・放熱特性および過冷却現象の解消法を検討した。有機系・無機系PCM各3種の特性を示差走査熱量計により評価した結果、約70℃で安定した蓄熱・放熱特性を示し過冷却度が小さいステアリン酸、ならびに融点約90℃の臭化ストロンチウムにグラファイトを添加することで過冷却度が低減し、安定した蓄熱・放熱挙動を示すことが確認された。排熱温度に応じたPCMの選定とグラファイト添加による過冷却低減は、PCMを温度管理技術に応用する上で重要な要素であり、産業分野における温度管理の高効率化に寄与できると考えられる。
