セッション詳細

[HT-10]ホットトピックス10 神経変性疾患Prodromalステージにおける神経画像の役割

2025年5月24日(土) 8:00 〜 9:30
第08会場(大阪国際会議場12F グラントック)
座長:花川 隆(京都大学医学研究科 脳統合イメージング分野), 樋口 真人(量子科学技術研究開発機構 脳機能イメージング研究センター)
神経変性疾患に対して疾患修飾療法がオプションとなる時代の夜明けを迎え、疾患前駆段階(prodromal stage)における早期診断が益々重要性を増している。ニューロイメージングは、疾患前駆段階の早期診断に大きな役割を果たすことが期待される。本シンポジウムでは、ニューロイメージングを検査項目に含んだコホート研究での知見を中心に、疾患前駆段階の早期診断におけるニューロイメージングの役割を議論する。

[HT-10-1]Prodromal期におけるパーキンソン病関連疾患の発症予測:多次元データに基づく機械学習モデル

若杉 憲孝1,2 (1.東京都立神経病院 脳神経内科, 2.国立精神・神経医療研究センター 脳病態統合イメージングセンター)
2009年 群馬大学医学部医学科 卒業
2009年 - 2014年 総合病院聖隷三方原病院 初期臨床研修・脳卒中科
2014年 - 2017年 国立精神・神経医療研究センター病院 神経内科
2017年 - 2024年 国立精神・神経医療研究センター病院 脳病態統合イメージングセンター
2024年 - 東京都立神経病院 脳神経内科

[HT-10-2]アルツハイマー病プレクリニカル・プロドローマル期治験即応コホートJ-TRCと画像・体液バイオマーカー

岩坪 威 (国立精神・神経医療研究センター神経研究所)
昭和59年 東京大学医学部卒
昭和61年 東京大学医学部附属病院神経内科入局
平成10年 東京大学大学院薬学系研究科 臨床薬学教室教授
平成19年 東京大学大学院医学系研究科 神経病理学分野教授(現在に至る),
令和2年 国立精神・神経医療研究センター神経研究所所長(兼務)、日本認知症学会理事長
主な受賞 
MetLife Foundation 2008 Award for Medical Research
2012 米国神経学会Potamkin賞
2023年度上原賞
2024年 紫綬褒章

[HT-10-3]健診と連携したレビー小体病前駆期抽出

平賀 経太1, 勝野 雅央1,2 (1.名古屋大学大学院医学系研究科 神経内科学, 2.名古屋大学大学院医学系研究科 臨床研究教育学)
2013年 名古屋大学医学部 卒業
2023年 名古屋大学大学院医学系研究科 神経内科学 客員研究員
2023年 名古屋大学医学部附属病院 脳神経内科 医員 現在に至る

[HT-10-4]地域高齢住民における血漿バイオマーカー、および脳萎縮や白質病変が認知症発症に及ぼす影響:久山町研究

小原 知之1,2, 二宮 利治2 (1.九州大学大学院医学研究院 精神病態医学, 2.九州大学大学院医学研究院 衛生・公衆衛生学)
2003年 九州大学医学部卒業
2007年 九州大学大学院医学研究院 病態医学専攻博士課程入学
2011年 九州大学大学院医学研究院 精神病態医学 助教
2016年 ハワイ大学医学部 老年科 研究員
2017年 九州大学大学院医学研究院 精神病態医学 助教
2020年 九州大学病院 精神科神経科 講師
2021年 九州大学病院 精神科神経科 診療准教授
2025年 九州大学大学院医学研究院 精神病態医学 准教授
現在に至る