特別セッション
今回の秋季大会では、以下の6セッションを開催します。特別セッションで発表を希望される方は、講演申込時に希望するセッションを選択してください。
特別セッションI
成形加工で次世代モビリティの新たな可能性を!
高原忠良(Tech―T)、馬場教揮(三菱自動車工業)、小島英司(豊田合成)、吉村洋平(デンソー)
東海地区は、二輪や四輪、昨今では空飛ぶクルマ等モビリティの開発および製造のグローバル拠点となっています。これらモビリティは電動化や自動運転などの技術面に加え、温暖化対策といった地球環境の視点からも大きな変革のさなかにあります、新技術対応デバイス筐体への樹脂活用が検討される一方で、塗装乾燥エネルギーの削減のために無塗装化や型内塗装、フィルムの活用、再生可能材料としてのバイオ材の活用、さらには材料の循環活用などの開発と実用化が進められています。東海地区はもちろんのこと、完成車メーカー、部品・材料メーカー、関連分析やデジタル技術企業など、多数のご講演の申込みをお待ちしております。
東海地区は、二輪や四輪、昨今では空飛ぶクルマ等モビリティの開発および製造のグローバル拠点となっています。これらモビリティは電動化や自動運転などの技術面に加え、温暖化対策といった地球環境の視点からも大きな変革のさなかにあります、新技術対応デバイス筐体への樹脂活用が検討される一方で、塗装乾燥エネルギーの削減のために無塗装化や型内塗装、フィルムの活用、再生可能材料としてのバイオ材の活用、さらには材料の循環活用などの開発と実用化が進められています。東海地区はもちろんのこと、完成車メーカー、部品・材料メーカー、関連分析やデジタル技術企業など、多数のご講演の申込みをお待ちしております。
特別セッションII
成形加工の未来を切り拓くAI・シミュレーション技術
迫田健太郎(JSOL)、瀬戸雅宏(金沢工業大学)、竹下陽一(東レエンジニアリングD ソリューションズ)、古田一如(先端力学シミュレーション研究所)
近年、成形加工におけるシミュレーション技術は、他のデジタル技術と融合しつつ、進化しています。例えば、AI を活用した解析結果の有効活用や新計測技術との組み合わせによる効率的な活用が進められています。成形条件の最適化・部品特性の予測・品質トレンドの予測のような目的で利用され、デジタルツイン・製品評価・不良抑止のような方法で活用されます。本セッションでは、成形加工分野におけるAI 技術やシミュレーション技術を活用したアプローチ・具体的な事例を交えながらご紹介します。従来の製造プロセスを効率化し、精度と柔軟性を向上させるこれらの技術は、成形加工の未来を切り拓くカギとなると考えています。多数のご講演の申込みをお待ちしております。
近年、成形加工におけるシミュレーション技術は、他のデジタル技術と融合しつつ、進化しています。例えば、AI を活用した解析結果の有効活用や新計測技術との組み合わせによる効率的な活用が進められています。成形条件の最適化・部品特性の予測・品質トレンドの予測のような目的で利用され、デジタルツイン・製品評価・不良抑止のような方法で活用されます。本セッションでは、成形加工分野におけるAI 技術やシミュレーション技術を活用したアプローチ・具体的な事例を交えながらご紹介します。従来の製造プロセスを効率化し、精度と柔軟性を向上させるこれらの技術は、成形加工の未来を切り拓くカギとなると考えています。多数のご講演の申込みをお待ちしております。
特別セッションIII
金型技術が実現する成形加工の未来
新川真人(岐阜大学)、窄口将一(浜名湖電装)、上野拓哉(豊田合成)
金型は大量に生産される成形品の品質を保証する重要な技術であり、その高度化を実現するために計測技術やデジタルツール等を活用した研究開発が行われています。金型はものづくりのマザーツールと位置づけられその重要性は認識されていますが、良品を生産し続けるための技術と金型との因果関係は十分に解明されているとはいえません。また、金型内の現象は極めて複雑系であり、学術研究の対象としても極めて魅力ある分野です。本セッションでは、現在直面している様々な社会課題に対して、今後の金型があるべき姿を業界に携わる研究者、技術者の研究開発事例の講演を通じて一緒に議論する場として企画をしました。多数のご講演の申込みをお待ちしております。
金型は大量に生産される成形品の品質を保証する重要な技術であり、その高度化を実現するために計測技術やデジタルツール等を活用した研究開発が行われています。金型はものづくりのマザーツールと位置づけられその重要性は認識されていますが、良品を生産し続けるための技術と金型との因果関係は十分に解明されているとはいえません。また、金型内の現象は極めて複雑系であり、学術研究の対象としても極めて魅力ある分野です。本セッションでは、現在直面している様々な社会課題に対して、今後の金型があるべき姿を業界に携わる研究者、技術者の研究開発事例の講演を通じて一緒に議論する場として企画をしました。多数のご講演の申込みをお待ちしております。
特別セッションIV
未来志向型複合材料の開発に向けて
入澤寿平(岐阜大学)、坂口雅人(岐阜大学)、宝田 亘(信州大学)
複合材料の学問体系が築かれたのは、1950年代ごろであり、繊維強化複合材料の発展に伴って、この分野が活性化し、1980年台に入ると炭素繊維強化複合材料が実用され始めたことによって、先端材料として複合材料の地位が確立されました。さらに、2000年代に入ると、ナノマテリアルの複合材料への応用、また天然由来の複合材料という、新しい複合材料の可能性も見出され、分野の裾野が拡大いたしました。一方で、最近では、単純に「軽くて強い」、「高機能」だけではその用途拡大に対する限界が見え始めており、原料のサステナビリティ、使用時におけるライフサイクルアセスメント、使用済み複合材料を廃棄物としない材料設計が求められるようになりつつあります。本セッションでは、永続的に安心して使用できる未来志向型複合材料の講演を募り、今後の目指すべき複合材料のあり方について活発に議論することを目的に企画いたしました。多数のご講演の申込みをお待ちしております。
複合材料の学問体系が築かれたのは、1950年代ごろであり、繊維強化複合材料の発展に伴って、この分野が活性化し、1980年台に入ると炭素繊維強化複合材料が実用され始めたことによって、先端材料として複合材料の地位が確立されました。さらに、2000年代に入ると、ナノマテリアルの複合材料への応用、また天然由来の複合材料という、新しい複合材料の可能性も見出され、分野の裾野が拡大いたしました。一方で、最近では、単純に「軽くて強い」、「高機能」だけではその用途拡大に対する限界が見え始めており、原料のサステナビリティ、使用時におけるライフサイクルアセスメント、使用済み複合材料を廃棄物としない材料設計が求められるようになりつつあります。本セッションでは、永続的に安心して使用できる未来志向型複合材料の講演を募り、今後の目指すべき複合材料のあり方について活発に議論することを目的に企画いたしました。多数のご講演の申込みをお待ちしております。
特別セッションV
持続可能な未来を築く環境調和材料
永田謙二(名古屋工業大学)、今井祐介(産業技術総合研究所中部センター)、田上秀一(福井大学)
近年、地球温暖化や環境汚染が深刻化する中、持続可能な未来を築くためには、カーボンニュートラル(CN)の実現、カーボンフットプリント(CFP)の削減の取組みが不可欠です。本セッションでは、環境調和材料の最新技術とその実践例を通じて、これらの課題に対する具体的な解決策を探ります。本セッションでは、環境調和材料の開発における革新的な技術(プロセッシングを含む)とその応用例をはじめ、企業やプロジェクトの成功事例を通じた具体的な取り組み方法に関する情報提供を通じて、持続可能な未来を築くための具体的なアクションを考える場を提供いたします。多数のご講演の申込みをお待ちしております。
近年、地球温暖化や環境汚染が深刻化する中、持続可能な未来を築くためには、カーボンニュートラル(CN)の実現、カーボンフットプリント(CFP)の削減の取組みが不可欠です。本セッションでは、環境調和材料の最新技術とその実践例を通じて、これらの課題に対する具体的な解決策を探ります。本セッションでは、環境調和材料の開発における革新的な技術(プロセッシングを含む)とその応用例をはじめ、企業やプロジェクトの成功事例を通じた具体的な取り組み方法に関する情報提供を通じて、持続可能な未来を築くための具体的なアクションを考える場を提供いたします。多数のご講演の申込みをお待ちしております。
特別セッションVI
プラスチック・エラストマーの物性制御:ミクロ構造からマクロ物性へ
信川省吾(名古屋工業大学)、隠塚裕之(化学物質評価研究機構)
現在、プラスチックやエラストマーなどの高分子材料は様々な用途に用いられており、それらの力学強度や耐熱性,光学特性などのマクロな物性の制御や予測が欠かせないものとなっています。近年では、測定法や装置、シミュレーションなどを用いた物性評価方法が劇的に進化し、よりミクロな構造とマクロな物性の相関が明らかになりつつあります。本セッションでは、様々なプラスチック、エラストマーなどの材料の物性をミクロな構造の観点から議論する場を提供し、より高度、高機能な高分子材料の開発につなげていただくことを目的として企画しました。多数のご講演の申込みをお待ちしております。
現在、プラスチックやエラストマーなどの高分子材料は様々な用途に用いられており、それらの力学強度や耐熱性,光学特性などのマクロな物性の制御や予測が欠かせないものとなっています。近年では、測定法や装置、シミュレーションなどを用いた物性評価方法が劇的に進化し、よりミクロな構造とマクロな物性の相関が明らかになりつつあります。本セッションでは、様々なプラスチック、エラストマーなどの材料の物性をミクロな構造の観点から議論する場を提供し、より高度、高機能な高分子材料の開発につなげていただくことを目的として企画しました。多数のご講演の申込みをお待ちしております。