講演情報
[2A07]リスクとベネフィットの認知的逆相関に関する再評価
*村田 茉文1、八百山 太郎1、村上 健太1 (1. 東京大学)
キーワード:
リスク認知、社会受容性
本研究は、Alhakami & Slovic(1994)が指摘した「ある対象を有益とみなすほど、それをリスクが低いと感じる」というリスクとベネフィットの逆相関が、現代においても成立するかを再検証することを目的とした。現代的なリスク項目を抽出し、5名を対象に、各リスク項目について社会的リスク度・ベネフィット度の7段階評価を実施。その結果、多様な項目において逆相関が確認された。小規模ながら、約30年前の知見が現代の文脈でも再現されたことから、リスクを直接的に下げるよりもベネフィットを訴求する手法が、現代のリスク・コミュニケーションにおいて有効である可能性が示唆された。
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