講演情報
[2K01]Safety-II方法論の見直しとカネヴィンフレームワークの適用(1) 課題の設定と基本的検討
*北村 正晴1、堀内 友翔2、狩川 大輔2、高橋 信2 (1. テムス研究所、2. 東北大学)
キーワード:
Safety-Ⅱ、レジリエンスエンジニアリング、実装方策、良好実践、カネヴィンフレームワーク
原子力発電所に代表される社会技術システムにおいて応用が進展しているSafety-Ⅱとレジリエンスエンジニアリング(RE)の関係については、後者が前者を実現するための実装方策という見方が一般的である。しかし、Safety-Ⅱの現場応用に際しては、REと直接には関係しない良好実践の活用も広く行われている。本報では、Safety-Ⅱベース方法論の実装について見直し、より合理性の高い体系化を試みた。本研究では、社会技術システムは複雑システムであるが、そのシステムの運用に従事する実務者が解決すべき課題は必ずしも複雑システム的課題ではないことに注目した。また体系化に際してはカネヴィンフレームワークの提唱する課題分類方策を参照した。課題の特徴に応じて、適切な課題解決方策が採用されるべきで、REはその一つの選択肢であると考えること、ただしREの適用対象範囲を拡張的に定義することで、多様な実装方策を体系的に整理できることを見出している。
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