第3回新型コロナウイルス研究集会

大会長挨拶

「第3回新型コロナウイルス研究集会」開催に向けての御挨拶


 2023年6月に、第1回新型コロナウイルス研究集会を新規に立ち上げ、東京・渋谷にて開催し、約200名に参加いただく盛会となりました。2024年は8月に第2回大会を東京・品川にて開催し、約350名にご参加いただきました。また、会期中には、新型コロナのすべてを理解することができる国内唯一の研究集会であることを高く評価され、これからも継続的に開催する声を多数いただいております。

 2025年7月に、東京・本郷で開催を予定しております第3回研究集会は、第2回大会を継承し、新型コロナウイルスに関する基礎ウイルス学、基礎免疫学、臨床、公衆衛生学を対象とした、「新型コロナウイルスに関するすべての科学」を対象とした研究集会としての開催を予定しています。

 第3回研究集会では、新型コロナの基礎ウイルス学は、研究コンソーシアム「The Genotypeto PhenotypeJapan(G2P-Japan)」が担当します。それに加え、基礎免疫学は鈴木忠樹先生(国立感染症研究所)に、臨床は南宮湖先生(慶應義塾大学、コロナ制圧タスクフォース)に、そして、公衆衛生学は⻄浦博先生(京都大学)にご担当いただきます。高名なこれらの先生方にプログラム委員としてご参画いただくことで、研究集会の対象領域の拡大と研究分野の底上げを図ろうと思っております。

 「パンデミックとたたかう」ために奮闘した経験と知識や、そこで芽吹いたものを無駄にしないためにも、第3回研究集会は、「新型コロナ」を包括的に理解し、学び、そして、「次のパンデミック」に備えるために必要なことをみんなで考えるための基礎となるような集会に発展させていきたいと考えています。

 

令和6年11月吉日
第3回新型コロナウイルス研究集会
大会長 佐藤 佳
(東京大学医科学研究所 教授、
研究コンソーシアムG2P-Japan 発起人、
一般社団法人G2P-Japan 代表理事)