講演情報
[1A-03]大規模言語モデルに基づく絵文字理解
*郷間 豊人1、李 吉屹1、郷 健太郎1 (1. 山梨大学)
発表者区分:学生
論文種別:ショートペーパー
インタラクティブ発表:なし
論文種別:ショートペーパー
インタラクティブ発表:なし
キーワード:
LLM、感情分析、絵文字
絵文字はソーシャルネットワークを中心に普及し、また情報量の多さや重要な役割に着目し多くの研究者が機能や使用パターン、絵文字の応用など様々なトピックを研究してきた。しかし、人手によるアノテーション作業のコストや文化的背景・個人的経験の違いによる解釈の不一致など、絵文字研究には多くの課題がある。その課題解決の一つとして、大規模言語モデルLLMの利用を挙げる。計算リソースの拡大と大規模なテキストコーパスにより近年LLMは急速な進化を遂げており、言語理解や推論タスクにおける性能が広範かつ包括的に評価されている。その結果、様々な分野の下流タスクで利用されている。本研究の目的は、LLMが絵文字研究において人手によるアノテーションに代わる実用的な代替手段であることと、絵文字の意味や使用意図を理解し、オンラインコミュニケーションにおける手助けができるという仮説を検証することである。