講演情報

[2D-02]2視点映像の統合による3次元骨格・間接角度データを用いた反復運動区間分割方式

*長谷 風花1、林 康弘1、清木 康1 (1. 武蔵野大学データサイエンス学科)
発表者区分:学生
論文種別:ショートペーパー
インタラクティブ発表:あり

キーワード:

空間・時空間・時系列データ分析、ユーザ理解,行動解析、行動データ、スポーツデータ

スポーツトレーニングにおける姿勢推定は,傷害予防や効果的な技術指導,正確な動作取得において重要である.従来の機械学習による姿勢推定手法は,動作の連続性や周期性を十分考慮していない.本研究では,2台のカメラからそれぞれ得られる2次元骨格座標を3次元に拡張し,骨格と関節角度の時系列データを用いて反復運動の区間分割を行う方式を提案する.反復運動をサイクルごとに分割することにより,姿勢推定において,運動を基本動作の時系列的な組み合わせとして捉えることが可能となる.これにより、各動作の正確な認識と評価が可能となり,より精度の高い姿勢推定システムの実現が期待される.