講演情報

[4C-02]大規模近似最近傍探索を対象とする入出力特性の測定と性能評価

*呉 果行1、小沢 健史1、合田 和生2 (1. 東京大学大学院情報理工学系電子情報学専攻、2. 東京大学生産技術研究所)
発表者区分:学生
論文種別:ロングペーパー
インタラクティブ発表:あり

キーワード:

ベクトルデータベース、近似最近傍探索、入出力特性

最近傍探索はベクトルデータベースの中に最もよく使われている探索である。しかし、高次元空間での距離計算が複雑になるから、一部の精度を犠牲にして効率を向上する近似最近傍探索が登場した。大規模探索の場合、メモリだけではなく、ハードディスクも使われるアルゴリズムも提案された。この論文ではメモリに収まらない規模のデータセットを対象として、近似最近傍探索のベンチマーク試験を実施し、その入出力特性を確認し、性能向上に向けた手法改良を考察する。