講演情報
[4H-04]大学授業における個々の学生に応じた「深い理解を促す問い」を生成するバッカス・ナウア記法を取り入れたプロンプトの開発
*小林 祐也1、小林 信三2,3、土持 法一1 (1. 京都情報大学院大学、2. NPO 法人コンソーシアム TIES、3. 一般社団法人グリーンカラー・プラネット)
発表者区分:一般
論文種別:ロングペーパー
インタラクティブ発表:あり
論文種別:ロングペーパー
インタラクティブ発表:あり
キーワード:
バッカス・ナウア記法、深い理解を促す問い、概念的問い、生成AI、プロンプト
本研究は,大学における専門科目の授業において,授業の教材を教室外で学習してきた学生が授業内で円滑にグループ学習を行えるように支援することを目的とする.具体的には,個々の学生に「深い理解を促す問い」を生成AIによって作成するために必要となるバッカス・ナウア記法を用いたプロンプトを開発し,各学生が円滑にグループ学習に取り組めるようにする.なお,このように生成された問いは,アメリカの教育コンサルタントであるエリクソン(Ericson, H. L.)が提唱する「概念的問い」に依拠して作成されている.その結果,多人数の学生が受講する授業においても個々の学生の学習に即しかつ教員の指導内容を反映した問いが示されることが明らかとなった.