講演情報
[4L-01]Human-in-the-Loop手続きにおけるAIへのタスク割当て自動最適化
*藤田 知典1、伊藤 寛祥2、森嶋 厚行2 (1. 筑波大学情報学群情報メディア創成学類、2. 筑波大学図書館情報メディア系)
発表者区分:学生
論文種別:ロングペーパー
インタラクティブ発表:あり
論文種別:ロングペーパー
インタラクティブ発表:あり
キーワード:
Human-in-the-Loopシステム、ヒューマンコンピュテーション、クラウドソーシング、LLM、ソフトウェア工学、アノテーション
近年では汎用的なAIが注目を浴び,これまでは人間にしかできなかった様々なタスクを代替しはじめた.システムの中に人間によるタスク遂行を組み込むHuman-in-the-Loopも例外ではなく,その一部をAIに代えることで,特にコストや時間といった面で恩恵を受けられる.小林らの研究で提案されたCTA及びGTAは,人間とAIによるラベリングタスク遂行において,精度を担保しつつコストを最小限に抑えるための手法である.これらは全てのタスクが予め揃っていることが前提であり,Human-in-the-Loopにおいて,例えばあるタスクが前のタスク結果に基づき生成されるような場合であったり,不特定数のタスクが時間差で生じる場合に適用できない.そこで本研究では,それらの手法の応用として,そのようなシーケンシャルにタスクが生じる場面に適用できる手法を複数提案し,比較検討する.