講演情報
[5C-02]多次元データ集合に対するFlexible Distance-based Hashingとk-d木に基づくハイブリッド最近傍探索手法
*大野 翔太1、若林 真一2、上土井 陽子2 (1. 広島市立大学情報科学部、2. 広島市立大学大学院情報科学研究科)
発表者区分:学生
論文種別:ロングペーパー
インタラクティブ発表:なし
論文種別:ロングペーパー
インタラクティブ発表:なし
キーワード:
最近傍探索、多次元データ集合、k-d木
本稿では多次元データ集合の最近傍探索問題に対するFlexible Distance-based Hashing(FDH)とk-d木に基づくハイブリッド厳密解探索手法を提案する.著者らは多次元データ集合の最近傍探索問題に対する近似解探索手法として知られているFDHにバックトラック探索を導入することで厳密解探索に拡張した手法(FDH木探索)を提案している.本稿ではFDH木探索に多次元データに対する厳密解探索手法として知られているk-d木探索を組み合わせたハイブリッド手法を提案する.提案手法をプログラムとして実現し,計算機実験によりFDH木探索,k-d木探索および全探索手法と比較し,提案手法の有効性を示す.