講演情報

[6D-02]SNS上の犯罪コミュニティ探索に向けた交グラフ活用アルゴリズムの提案とその評価

*大原 望乃1、伊藤 純菜1、趙 智賢2、長田 繁幸2、三田 智之2、中川 直樹2、小口 正人1 (1. お茶の水女子大学大学院 小口研究室、2. 株式会社 日本総合研究所)
発表者区分:学生
論文種別:ロングペーパー
インタラクティブ発表:あり

キーワード:

グラフデータ処理、ソーシャルメディア、セキュリティ、プライバシ、グラフ理論

窃取されたクレジットカード情報が犯罪コミュニティによってSNS上で売買される問題が深刻化している。本研究では、このようなサイバー犯罪を抑止するための新たな分析手法として、交グラフを活用したSNSネットワーク解析手法を提案し、そのアルゴリズムを実装する。提案手法では、犯罪コミュニティのデータを基に複雑ネットワークを構築し、それを交グラフに変換することで、犯罪コミュニティ間の関係性や主要な集団の特定を目指す。さらに、提案手法の有効性を検証するため、実際の犯罪コミュニティデータを用いた実験を実施し、その結果に基づいて危険度指数を設定し、手法の評価を行った。