講演情報
[6K-01]多医療機関間における頻出医療指示パターンを比較するための高利便・高視認性の可視化
*澤村 今日子1、松尾 涼介2、山﨑 友義2、荒木 賢二2、小口 正人2、横田 治夫3、Le Hieu Hanh4 (1. お茶の水女子大学理学部情報科学科Le研究室、2. お茶の水女子大学理学部、3. 城西大学理学部、4. お茶の水女子大学共創工学部)
発表者区分:学生
論文種別:ショートペーパー
インタラクティブ発表:あり
論文種別:ショートペーパー
インタラクティブ発表:あり
キーワード:
可視化、クリニカルパス、webアプリケーション
近年、多数医療機関の電子カルテデータを跨いで頻出医療指示パターンを比較し、医療機関の医療指示パターンの共通点や相違点を明らかにすることで、医療行為の改善等に繋げることへの研究が進んでいる。しかし、現状では分析結果の可視化処理が手動で行われており、人的コストも多くかかる上にミスが起きる可能性が高まり、医療従事者は分析結果を正確に把握することが困難である。そこで、本論文は多数医療機関における電子カルテデータの解析結果の可視化処理を自動で行うwebアプリケーションを開発する。先行研究ではノード数が多い医療シーケンスの可視化手法や、医療行為の詳細な情報を図から把握することが実現できていない。そこでクリックでデータの詳細が出る機能や、同医療機関は同じ色のノードで同医療行為は同じ色の文字にする機能などを実現する。それにより、医療機関が増えノード数が増えても、整然かつ詳細なグラフを実現することができる。開発アプリケーションは医療従事者に評価されることによって有効性を確認する。