講演情報
[7D-05]次元削減を用いた高次元データに対する S-FINCH の高速化
*牛尼 索造1、藤原 靖宏3、塩川 浩昭2 (1. 筑波大学 理工情報生命学術院 システム情報工学研究群 情報理工学位プログラム、2. 筑波大学 計算科学研究センター 、3. NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
発表者区分:学生
論文種別:ロングペーパー
インタラクティブ発表:あり
論文種別:ロングペーパー
インタラクティブ発表:あり
キーワード:
ストリームデータ処理、データ構造・索引
S-FINCHはデータストリームに対する階層型クラスタリング手法である.S-FINCHのための空間索引を用いることで低次元データストリームに対しては高速なクラスタリング処理が可能であるが,高次元データストリームに対しては索引が機能せず処理速度を改善することが出来ない.そこで本稿では次元削減を用いて計算コストを削減することにより高次元データストリームに対するS-FINCHの高速化を行なう.また,多様な実データでの実験により次元削減手法とクラスタリング性能の関係について評価を行い5%未満のNMIスコアの損失で最大9倍の高速化を達成することを確認した.