講演情報
[7H-03]恋愛シミュレーションゲームにおける会話難易度調整手法
*角田 悠之介1、中園 康聖1、馬 強1 (1. 京都工芸繊維大学社会知能情報学研究室)
発表者区分:学生
論文種別:ロングペーパー
インタラクティブ発表:あり
論文種別:ロングペーパー
インタラクティブ発表:あり
キーワード:
自然言語処理
恋愛シミュレーションゲームなどの対話がメインとなるゲームでは,プレイヤーのレベルに応じてキャラクターとの会話の難易度調整がゲーム体験の質を向上させるには重要である.本研究ではプレイヤーと対話するLLMエージェントと進行を妨害する役割のライバルエージェントを導入し,会話の難易度調整を図る.具体的に,恋愛シミュレーションゲームの進行を状態遷移図で表現し,その遷移条件を,キャラクターとの関係を改善するためのノウハウを格納する知識グラフと会話履歴を用いて判断する仕組みを提案する.ライバルエージェントとプレイヤーが知識グラフへのアクセス権限を管理することによって対話やゲームの難易度を調整することを試みる.