講演情報
[8A-02]フェイクパターンを考慮したマルチモーダルな偽情報検出手法の比較
*片平 伸吾1、滝田 紘大2、張 建偉1 (1. 岩手大学 理工学部 張研究室、2. 岩手大学大学院 総合科学研究科 張研究室)
発表者区分:学生
論文種別:ロングペーパー
インタラクティブ発表:なし
論文種別:ロングペーパー
インタラクティブ発表:なし
キーワード:
偽情報・誤情報の検出、マルチモーダル、ソーシャルメディア
ソーシャルメディア上のマルチメディアによる偽情報は広く拡散しており,深刻な悪影響を及ぼす.テキスト以外の情報(画像・音声・動画等)の生成 AI 技術も進化しており,マルチモーダルな偽情報検出を行う必要が高まっている.マルチモーダルな偽情報検出の中でも,特に画像とテキストに注目するものは広く研究されている.しかし,単純な真偽のみによる研究が多く,モーダルの増加に伴って増加すると考えられるフェイクパターンに対する細かい分析は十分ではない.本研究では,より細かいフェイクの分類を備えたマルチモーダルな偽情報データセットFakedditを使用し,当データセットで定義された5つのフェイクパターンに対する手法の性能比較を行った.