講演情報
[9L-01]自然言語処理と画像認識を活用したGUIテスト自動化手法の検討
*樽井 雅人1、秋岡 明香1 (1. 明治大学)
発表者区分:学生
論文種別:ロングペーパー
インタラクティブ発表:あり
論文種別:ロングペーパー
インタラクティブ発表:あり
キーワード:
ソフトウェアテスト、アジャイル開発、GPTの活用
本研究は、アジャイル開発が進む中でソフトウェアの更新頻度が増え、品質保証のためのリグレッションテストが重要になっている状況に対応するための取り組みである。従来はGUI要素の「識別子」を用いて自動テストを行っていたが、UI変更で識別子が変わるとテストコード修正が必要となり、メンテナンスコストが増大するという問題があった。そこで本研究では、自然言語処理と画像認識技術を組み合わせ、テストシナリオ(操作手順)の内容からGUI要素を意味的に理解し、識別子に依存せず要素を特定して操作する自動テスト手法を検討する。これにより、UI変更時にもテストコードの大幅修正を回避し、保守作業を軽減しつつ、頻繁なアップデート環境下での品質保証を効率化することを目指す。