DEIM2026 第18回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム

招待講演

日時

2026年3月5日(木)15:30~16:30

会場

神戸国際会議場メインホール

招待講演

「情報」について考える(仮)

  • 招待講演1:情報という言葉の履歴(小野厚夫先生)
  • 招待講演2:データサイエンスと情報学(田中克己先生)

招待講演1

講師

小野厚夫先生
小野厚夫先生 神戸大学名誉教授

講師略歴

理化学研究所研究員、高エネルギー物理学研究所助教授を経て、神戸大学教授、大手前大学教授を歴任。素粒子物理学と情報科学を専門とし、『情報ということば―その来歴と意味内容』などの著書がある。

講演タイトル

情報という言葉の履歴

概要

今年は「情報」という言葉の誕生 150 周年に当たる。最古の用例は 1876 年に出版された酒井忠恕の訳書「仏国歩兵陣中要務実地演習軌典」で、「情報」は和製漢語であり、その原語は仏語の renseignement である。 特に国の安全保障にとって「情報」は重要な役割を担なっており、「情報」やそれに相当する言葉は日本語だけでなく、英語でもその意味や概念、使われ方が大きく変貌を遂げてきた。その変化を顧みる。 日本では、英語の information と intelligence を「情報」という曖昧な訳語で表現しているといわれる。私はそれぞれを「情報」と「聡報」という造語で表現し、区分することを提案しており、その紹介をする。

招待講演2

講師

田中克己先生
田中克己先生 関西学院大学、京都大学名誉教授

講師略歴

神戸大学にて助手・助教授・教授を務めた後、京都大学教授に着任。同大学では情報学研究科副研究科長、附属情報教育推進センター長、情報環境機構副機構長、高度情報教育基盤ユニット長などを歴任。

講演タイトル

データサイエンスと情報学

概要

情報150周年にあたり、日本の大学の情報系学部・研究科・科研費の名称の変遷を振り返りつつ、「データサイエンス」、「情報学」という新たな学問分野の確立ができるかなど、今後の問題点についても述べる。